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金券ショップの事情。大黒屋がAmazonギフト券を買取りできない理由。

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大黒屋はAmazonギフト券の買取りはしていない

大黒屋さんではAmazonギフト券の買取はおこなっていないようです。大黒屋さんだけではなく、一般的なチケットショップ・金券ショップのほとんどは、Amazonギフト券の買取をおこなっていません。Amazonギフト券を売る場合、「換金マックス」のようなAmazonギフト券買取専門業者に依頼するのが一般的です。

金券ショップがAmazonギフト券を買取れない理由

Amazonギフト券は【プリペイドコード】と呼ばれる16桁~17桁のコード番号で管理されています。このコード番号をAmazonのアカウントに登録すると金額がチャージされるのですが、このコード番号が有効か無効かは、アカウントに登録してみないと判別できないのです。つまり金券ショップがAmazonギフト券を買取れないのは、その場でAmazonギフト券の有効確認を取るのが困難だからです。

またコンビニなどで販売されているカードタイプのAmazonギフト券の場合はカード裏面のスクラッチ部分を削らないとコード番号は見えないのですが、カードタイプのギフト券はレジを通さないと有効化されないため、スクラッチ部分を削ってないからといって有効なギフト券かどうかわからないのです。(万引きされたギフト券の場合見分ける方法がない)

このような理由から一般的なチケットショップ・金券ショップではリスクの高いAmazonギフト券の買取はおこなっていないのです。Amazonギフト券を換金したい場合は専門業者で売却するのが一般的です。

「Amazonギフト券専門の買取業者」と「金券ショップ」の違い

「Amazonギフト券専門の買取業者」がアマゾンギフト券を買取ることが出来るのは、買取り商品をアマゾンギフト券に特化しているからです。ギフト券の有効確認や在庫管理、ギフト券の販売など全てアマゾンギフト券だけに関する業務なので作業を一本化でき効率がいいのです。

一方、街中の「金券ショップ」はご存じのように様々な金券・チケットを扱っています。買取りから在庫管理、販売までのプロセスが「種類」によって違うので、業務内容が分散されてしまい効率は決していいとはいえません。「薄利多売の商売」の宿命なのですが、多様な商品を扱う金券ショップの業態では「Amazonギフト券の買取り」をビジネスとして取り入れるのは非常に困難と予想されます。

自分でオークションに出せば売れるんじゃないの?

フリーマーケットの「メルカリ」はアマゾンギフト券の出品は禁止ですが、Yahoo Japanが運営するオークションサイトの「ヤフオク」ではアマゾンギフト券の出品は可能です。しかし「ヤフオク」のような個人間取引で高額なギフト券番号をやりとりすると、受取った相手から「ギフト券番号が使えない」などとクレームをつけられたり、何かとトラブルが多発する懸念があります。

オークション手数料のことを考慮しても、「Amazonギフト券専門の買取業者」に依頼した方が安全確実に売却できますので、できるなら個人間取引は控えた方がいいと思います。